「最近、夫婦生活の回数がめっきり減った気がする……うちだけなのかな?」
そんな不安を抱えて検索しているあなたは、決して少数派ではありません。
夫婦生活の頻度は年齢や生活環境によって変わるもので、減少には共通した理由があります。
この記事では、以下について解説します。
- 年代別(20代~50代)の夫婦生活の平均頻度
- セックスレスの定義と日本の実態データ
- 頻度が減る5つの背景と心理
- 今日から取り組める4つの改善アプローチ
- 結婚10年の筆者によるリアルな体験談
「一般的な数字を知って安心したい」「具体的に何ができるか知りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
夫婦生活の頻度は年代で大きく変わる

夫婦生活の頻度に「正解」はありませんが、年代ごとの平均値を知ると自分たちの立ち位置が見えてきます。3,000人規模のアンケート調査によると、20代~50代で月あたりの回数には明確な差がありました。
全体では約45%の夫婦が「定期的に営みがある」と回答しており、年齢が上がるほど頻度は下がっていく傾向に。
自分の年代ではどの程度が一般的なのか、確認してみてください。
20代夫婦は月4回前後が平均
20代の夫婦は、月に4回前後(週1回ペース)が平均的な頻度です。
アンケートでは20代の7割以上が「夫婦の営みがある」と回答しています。
新婚時期には週2回以上というカップルも珍しくありませんが、結婚2~3年が経つと週1回程度に落ち着く傾向が見られます。
20代は体力的にも余裕があり、子供がまだいない世帯も多いため、時間やタイミングを確保しやすい時期です。この時期にお互いの価値観やペースをすり合わせておくと、30代以降に大きなズレが生じにくくなります。

20代でも「多い・少ない」は夫婦それぞれですよね
30代夫婦は月2~3回が多い
30代になると、月2~3回程度が平均的なボリュームゾーンに変わります。
30代は子育てが本格化し、共働きの場合はキャリアの繁忙期とも重なる年代です。
仕事から帰宅して子供を寝かしつけ、ようやく自分の時間が取れる頃にはクタクタ――そんな日々が続けば、頻度が落ちるのは自然な流れです。
実際に、30代で週1回以上の営みがあると答えた男性は24%にとどまるというデータも報告されています。
「減ったのは自分たちだけではない」と知るだけでも、少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

30代は頻度より”お互いの気遣い”が大事な時期かも
40代以降は月1~2回でも珍しくない
40代になると月1~2回、50代では月1回以下が平均的な水準になります。
独自調査では、40代で「営みがある」と回答した人は半数を下回りました。50代になるとさらに減り、週1回以上の頻度を保てている男性は全体の6%にすぎません。
体力面の変化に加え、子供の成長とともに家庭内のプライバシーが確保しづらくなる点も影響しています。
ただし、頻度が減ること自体は加齢に伴う自然な変化であり、それだけで夫婦関係に問題があるわけではありません。
大切なのは、お互いが今の状態に納得できているかどうかです。
セックスレスの定義は「1ヶ月以上」が基準

日本性科学会は、セックスレスを次のように定義しています。
「特殊な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」。
ここでいうセクシャル・コンタクトにはキスやハグなども含まれるため、単に性交渉の有無だけで判断されるものではありません。
では、この定義に当てはまる夫婦はどのくらいいるのでしょうか。
2023年のレゾンデートル社の4,000人調査では、20~50代既婚者の68.2%がセックスレス傾向にあるという結果も出ています。
つまり、日本の夫婦の半数以上がセックスレスに当てはまる可能性がある状況です。
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夫婦生活の回数が減る5つの背景と心理
夫婦生活の頻度が減る背景には、体力面・環境面・心理面のさまざまな要因が絡み合っています。
「原因がわかれば対処のしようがある」という視点で、ここでは代表的な5つの背景を取り上げます。
- 子育て・育児による体力的な疲労
- 仕事の忙しさと生活リズムのすれ違い
- マンネリ化で気持ちが薄れる
- 産後のホルモン変化や体調の影響
- パートナーへの不満が蓄積している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
子育て・育児による体力的な疲労

未就学児を抱える家庭では、夫婦生活の頻度が顕著に下がりやすくなります。
子供の寝かしつけが終わる頃には、夫婦ともに体力を使い果たしている状態。
加えて、子供と同じ部屋で寝ている場合は物理的にも二人きりの空間をつくりにくく、「今日はいいか」が積み重なっていきます。
特に0~3歳の子供がいる時期は夜泣き対応もあり、睡眠そのものが最優先課題です。
この時期に頻度が落ちるのは、ある意味で当たり前のことだと認識しておくだけでも、焦りや罪悪感は和らぎます。

子供が小さい時期は”生き延びるだけで精一杯”だったなあ
仕事の忙しさと生活リズムのすれ違い

仕事の忙しさが夫婦生活を遠ざけるのは、物理的な「時間のなさ」と精神的な「余裕のなさ」が重なるからです。
夫が残業で深夜帰宅、妻は早朝から家事と出勤の準備。そんな日が続くと、顔を合わせる時間すら満足に取れません。
生活リズムが噛み合わなければ、スキンシップの機会も自然と減っていきます。
浜松町第一クリニックが2023年に実施した調査では、20~40代既婚者全体の44%が月1回未満のセックスレス状態にあるとされています。
共働き世帯の増加に伴い、物理的な時間不足が大きな壁になっている家庭は少なくありません。
マンネリ化で気持ちが薄れる

長年の結婚生活の中で、パートナーを「異性」ではなく「家族」として見るようになるのがマンネリの正体です。
出会った頃のドキドキが薄れ、日常のルーティンに組み込まれていく感覚は、多くの夫婦が経験しています。
決して愛情がなくなったわけではなくても、自分から誘うきっかけやタイミングがつかめなくなるケースは珍しくありません。
「どう誘えばいいのかわからない」「断られたらどうしよう」という心理的なハードルが、さらに距離を広げてしまうこともあります。

誘い方を忘れる感覚、わかりますか?
産後のホルモン変化や体調の影響

産後に夫婦生活の頻度が激減する背景には、女性の身体に起きるホルモンバランスの変化が深く関わっています。
出産後はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが急激に減少し、代わりに母乳分泌を促すプロラクチンの分泌が増加します。
プロラクチンには性欲を抑える作用があるため、「したいと思えない」状態は身体の正常な反応です。
ホルモンバランスは産後3ヶ月~半年ほどで徐々に回復に向かいますが、個人差が大きい点は理解しておく必要があります。
男性側がこの変化を「拒否された」と受け取ると、夫婦の溝が深まりかねません。産後は妻の心身の回復を最優先に考える姿勢が、長い目で見た関係づくりにつながります。
パートナーへの不満が蓄積している

家事分担の偏り、感謝の言葉がない、価値観のすれ違い。日常の中で積み重なる小さな不満は、夫婦生活にも直接的な影響を及ぼします。
「ありがとう」の一言がない生活が続くと、心の距離が少しずつ開いていきます。心が離れれば体の距離も離れるのは、ごく当然の流れです。
夫婦生活の問題は、実は寝室の外にあるケースが大半。
まずは日頃の関わり方を振り返ってみると、頻度が減った本当の理由が見えてくるかもしれません。

寝室の問題は、リビングから始まっているんですよね
夫婦生活の頻度を改善する4つのアプローチ
頻度を無理に増やすのではなく、日常の中でお互いの距離を縮めていくことが、結果として自然な改善につながります。
特別な準備は不要で、今日からできるものばかりです。
- 日常のスキンシップを意識的に増やす
- 夫婦だけの時間を定期的につくる
- 気持ちを言葉にして伝える習慣をつける
- 回数より「お互いの満足度」を優先する
一つずつ確認していきましょう。
日常のスキンシップを意識的に増やす

手をつなぐ、肩に触れる、軽いハグをする。小さなスキンシップの積み重ねが、夫婦間の親密さを取り戻す第一歩になります。
スキンシップにはオキシトシン(通称「愛情ホルモン」)の分泌を促す効果があり、心の安定や相手への信頼感を高める働きがあります。
また、セックスレスの解消に取り組んだ人の中で「スキンシップを増やした」という声もあり、日常的な触れ合いの積み重ねが改善への有効な一歩であると言えます。
いきなり夜の営みを求めるのではなく、まずはハグやマッサージといったハードルの低い接触から始めてみてください。
日常の中にスキンシップが自然と戻ってくれば、夫婦の距離は確実に縮まっていきます。
夫婦だけの時間を定期的につくる

月に1回でも構わないので、「夫婦二人だけで過ごす時間」を意識的に確保することが改善の近道です。
子供を実家やシッターに預けて外食に行く、子供が寝た後に一緒に映画を観るなど、形は何でも構いません。
大切なのは「夫婦」としての時間を日常に組み込む意識をもつことです。
また、寝室を分けている夫婦はセックスレスになりやすいという指摘があります。All Aboutの夫婦関係ガイド記事では、夫婦別寝がスキンシップの減少を招き、セックスレスにつながりやすい点が指摘されています。
同じベッドで眠ることが難しい場合でも、就寝前に10分間だけ同じ空間で会話する習慣は効果的です。

月1回の”夫婦デー”、騙されたと思って試してみて
気持ちを言葉にして伝える習慣をつける

「ありがとう」「好きだよ」といった言葉を、照れずに日常的に伝えることは大切です。
夫婦生活について話し合いたいときも同様で、相手を責める言い方は逆効果になります。
「最近二人の時間が少ないよね」「もう少しくっつきたいな」など、Iメッセージ(「私は~と感じている」という伝え方)を意識すると、相手も受け取りやすくなります。
「もっとしたい」とストレートに言うよりも、日常会話やスキンシップの量を増やした上で、柔らかく自分の気持ちを伝える方が関係はスムーズになるでしょう。

「ありがとう」を1日1回、今日から始めてみませんか?
回数より「お互いの満足度」を優先する

夫婦生活の頻度が多いほど仲がいい、とは限りません。
月に何回という数字にこだわりすぎると、義務感が先行して気持ちが追いつかなくなります。
義務感だけで続ける営みは、むしろ心の距離を広げる原因になりかねません。
「今は子育てに集中する時期」「体調が戻ったら少しずつ」と、お互いが現状を理解して納得できている状態であれば、夫婦関係は安定します。
回数を増やすことをゴールにするのではなく、「二人でどうありたいか」を話し合う過程そのものが、関係を深めるきっかけになります。
【体験談】結婚10年で夜の営みが激減した筆者のリアル
子供3人を育てる中で、僕と妻の夫婦生活の頻度は激減しました。
子供が生まれる前は週に1~2回は自然と営みがありましたが、第一子が誕生してからは月1回あるかないか。
第二子と続く中で、いつしか「最後にいつしたか思い出せない」状態にまでなっていました。
妻を嫌いになったわけではありません。
ただ、仕事から疲れて帰り、子供の世話を手伝い、やっと一息ついた深夜に妻はもう眠っている。
誘うタイミングがつかめないまま、「まあ仕方ないか」と自分に言い聞かせる夜が続きました。
正直なところ、妻以外の女性に心が揺れた時期もあります。
既婚者であることを明かした上で、話を聞いてくれる女性、いわゆるセカンドパートナーの存在が、当時の僕にとっては心の安定剤のようなものでした。
「不倫じゃないか」と言われれば、反論しきれない部分もあります。
それでも、誰にも話せなかった孤独感を打ち明けられる相手がいたことで、妻への苛立ちが和らぎ、結果として家庭での自分が穏やかになれた面もありました。
あの経験を経て感じたのは、夫婦生活の頻度だけが愛情のバロメーターではないという事実です。
頻度が減った現実を責めるのではなく、「自分自身の心をどう保つか」に目を向けることも、夫婦関係を長く続けていくためには必要な視点かもしれません。
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夫婦の営みに関するよくある質問

まとめ|夫婦生活の頻度が減ったら求める相手を変えるのもひとつ
夫婦生活の頻度に正解はありませんが、平均データを知ることで「うちだけじゃない」と安心できる部分は大きいはずです。
この記事のポイントを振り返ります。
- 年代別の平均頻度は20代が月4回、30代が月2~3回、40代以降は月1~2回
- 日本の夫婦の半数以上がセックスレス(1ヶ月以上の性交渉なし)に該当する
- 頻度が減る主な背景は子育て・仕事・マンネリ・ホルモン変化・不満の蓄積
- 改善のカギは回数を増やすことではなく、日常のスキンシップと対話を積み重ねること
- 頻度だけが夫婦関係のバロメーターではなく、お互いの納得感が最も大切
焦る必要はありません。
まずは今日、パートナーに「ありがとう」と伝えることから始めてみてください。
その小さな一歩が、二人の関係を少しずつ変えていくでしょう。
それでも関係がよくならないのであれば、別のパートナーを探すのも1つの手段です。



